歩くのが好き過ぎる

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楽な立ち方

みなさん歩いてますか〜?

 

 

歩くのが好き過ぎるヨッシです。

 

 

今回は

楽な立ち方

をお伝えします。

 

 

はじめに

 

あなたは

疲れずに立ち続けられますか?

 

 

2本足で立つというのは本当に難しく

人間は、2足歩行を始めた時から

腰痛が始まったとも言われていて

物理的に考えても凄い機能です。

 

現代は、動かないでも生きていける

便利なシステムを作り上げたので

出来る限り動かずに座る生活をしています。

 

しかし、便利な生活で座りっぱなしになると

身体を、ほとんど使わなくなるので

ドンドン全身が固まっていき

立ち方や歩き方が下手になっていきます。

 

身体の使い方が下手だから

すぐに疲れてすぐ座り

すぐ座るから疲れやすい身体になるという

悪循環をひたすら繰り返します。

 

しかし、前回の記事

こんなにも悪い!座るデメリット

でもお伝えしたように

座る生活は様々な弊害があります。

 

心身の様々な病気、認知機能の低下

肩こり、腰痛等の痛みの発生

その他、たくさんのリスクが高まります。

 

座りっぱなしの生活の方は

動くのは辛いと考えてると思いますが

上手く身体を使えば、立っても歩いても

身体は疲れずに気持ち良さを感じます。

 

私は日々、身体の使い方を研鑽していて

度々記事にしていますが

40〜50㎞位の山道なら

ノンストップで歩いてもあまり疲れません。

 

むしろ、全身がほぐれて気持ちが良くなり

もし、多少の疲労があっても

1晩寝れば調子が良くなります。

 

しかし、私も昔は疲れやすく

歩くのも嫌いで、1㎞位の距離でも

よくタクシーに乗っていたので

元々身体が強かった訳ではなく

歩き始めて変わったのです。

 

今回は、歩き方の前に

まず、楽な立ち方をお伝えしますが

身体の使い方は西洋と東洋でも違うし

日本でも様々な理論があります。

 

どの理論にも一長一短があり

今現在、完璧な身体の使い方というのは

無いように思います。

 

なので、正しいは主張しないし

私個人が、今現在感じていることなので

この先、私の考えが変わるかもしれませんが

それを踏まえて読んで頂けたら幸いです。

 

 

とにかく脱力が大事

 

立つと疲れるというのは

2本足で立つのは難しいので

バランスを取る為に

全身の様々な所を力んで固めて

ムダな力を使うからです。

 

それで、「脱力しろ」とか「力を抜け」と

よく言われますが

脱力ってよく分からないですよね?

 

それは、脳の命令系統に[力を抜く]という

コマンドが無いからなのです。

 

だから、正確には[力を抜く]のではなく

[力を入れない]が正解なのですが

出力が0だと立つことも出来きません。

 

なので、力を最大に入れるのが

MAX100だとして

楽に立つのに必要な力が仮に20だとしたら

10でも30の力でもなく

20ちょうどの力で立つ事が

脱力と言われているものです。

 

20以下の力だと脱力ではなく虚脱であり

20位上の力を使うと、力みとか

ムダな力と言われるものになります。

 

そして、つま先から頭頂部から指先まで

まさしく全身各部で必要最低限の力を使い

トータルで20の力になるようにします。

 

脱力なのに力を入れる矛盾もあるので

分かりづらいのだと思いますが

必要最低限の力は入れるのが

脱力と言われているものです。

 

脱力というものが

お分かり頂けたと思います。

 

 

軸を感じる

 

スポーツやダンスや武道等で

軸という言葉がよく使われます。

 

軸というのもよく分からないですよね?

 

 

軸というのは

頭頂部の百会と言われるツボから

肛門から少し前にある会陰というツボを貫く

1本の棒の様な意識です。

 

その棒状の意識は

竹やバネやカーボン等の様に

弾性としなりがあり

常に一直線ではありません。

 

軸とは意識なので感じるしかなく

感覚を伝えるのは困難なので

これ以上説明出来ません。

 

しかし、脱力が出来てくると

軸を感じる様になってきます。

 

私も、その感覚が分かり始めたのは

ここ1〜2年で

まだ、完全に自分の軸を捉えているとは

言えません。

 

しかし、その感覚は日々強くなっていて

その為に私が行っているトレーニングを

次回の記事にします。

 

 

丹田に重心を落とす

 

丹田というのも分からないですよね?

 

 

私も、ただ感じているだけなので

正確にはお伝え出来ません。

 

丹田とは上丹田中丹田、下丹田とあり

ヨガや気功や武道等で使われる言葉で

ここでの丹田とは下丹田のことで

おへその約9cm下のお腹と背中の真ん中辺り

にあると言われてますが

解剖学的には何も無く

CTでもMRIでも何も写りません。

 

丹田も、軸と同じく身体意識で

脱力して軸を感じると

丹田も感じる様になります。

 

私も、軸と同じく

ここ1〜2年で感じ始めました。

 

丹田に力を入れる」と、よく言われますが

丹田に力を入れたり、意識したりすると

力みになり身体を上手く使えなくなります。

 

これは重要なのですが

最初から丹田に力を入れるのではなく

身体を上手く使う方が先で

その結果の後に丹田に勝手に力が入り

丹田を感じるようになります。

 

脱力して軸をつくり丹田が分かると

丹田に上半身の重みや力みを乗せて立ち

上半身のムダな力みを全て抜きます。

 

丹田に重みを乗せ過ぎると

おもちゃのヤジロベエのように

丹田を中心に身体がグラグラするので

バランスを探してみて下さい。

 

丹田に正確に重みを乗せると

お腹と背中で使う力は同等になります。

 

その上半身を支える両脚は

股関節と膝のムダな力を抜き

片足荷重にならない様に

左右均等に体重を掛けます。

 

この時、太ももで使う力も

前側と後ろ側で同等にします。

 

その体重を支える足の裏は

母指球、小指球、かかとの3点に

重みを均等に掛けます。

 

上手く出来ると

足元が沈んでいく様な、浮いている様な

感覚になります。

 

 

操り人形になる

 

軸をつくるには

[頭頂部から吊られていることを意識する]

と言われますが、意識は力みに繋がるので

意識はしないで、軸が出来た後の結果に

吊られていることを感じるのです。

 

丹田に重心を乗せ過ぎるとグラグラするので

上方向にも力みを抜くようにして

上下両方向のバランスが取れると

吊られている感覚になります。

 

上から吊られつつ、丹田に乗っかって

絶妙なバランスで動かないヤジロベエの様な

イメージです。

(意識やイメージは良く無いのですが…)

 

バランスは取るものでは無く

常に探し続けるものなのです。

 

そして、頭頂部だけでは無く、手も脚も

操り人形の様に吊られている感覚で

重みと力を上方向、下方向で

バランス良く使えば

力みの無い身体の使い方が出来て

立っていても疲れなくなります。

 

 

おわりに

 

今回は、身体操作という大事なことなので

とても伝えたかった反面、感覚の話しなので

言葉にするのが難しく、避け続けていました。

 

しかし、何事もやらなければ

出来るようにはならないので

これからは少しずつ書いていく予定です。

 

今回の内容も、半分も伝わらないと思いますが

身体についても、文章についても

学び続けるので、もっと分かりやすく

お伝え出来るようにしていきたいです。

 

今回の[立つ]という事に関しても

まだまだたくさん書きたいのですが

感覚を言語化するのは大変なので

少しずつお伝え出来ればと思っています。

 

 

歩くことにハマり始める前迄は

本当に不健康で、身体のあちこちが固く

歩いたり、動くのも嫌いでした。

 

そんな私が、歩き続けて約7年

日々、快調になっていく身体に喜びを感じ

もっと良くしようと探求が始まり

歩くと共に、ヨガや気功や瞑想等の

様々なメソッドを実践し、整体を学んだりして

身体と向き合ってきました。

 

セミナーに行ったり、書籍等でも

学びましたが、運動生理学等の科学的考察は

理論がしっかりあって

頭での理解はしやすいのですが

力を使うことが前提で、その最適化であり

自分の感覚とのズレを感じていました。

 

逆に、気功や武術等での考察は

感覚でしか伝えられないので

頭では理解しにくいけど

いかに力を使わないようにするかを目指し

自分の求めているものでした。

 

そして、色々学び続けて実践し続けて

やっと求めていたものを感じられるようになり

その感覚も日々向上しています。

 

結局、楽に立つには

脱力して軸をつくり、丹田に乗らないと

出来るようにはなりません。

 

天才なら簡単なのかもしれませんが

そうではないなら、身体を使い続けて

感覚を磨き続ける必要があります。

 

難しいと思う方が多いと思いますが

身体の感覚や操作は意識したり考えたりせず

ただ感じれば良いのです。

 

正に

[考えるな感じろ]です。

 

その先には、常に身体が快調で疲れ知らず

気分も明るく前向きで幸せを感じ

まさしく健康そのものになれます。

 

私は、歩き続けて

幸せと健康を手に入れました。

 

歩くことはたくさんの健康効果

幸せを感じる効果があります。

 

あなたも、健康で幸せな人生の為

歩くことを始めてみてはいかがでしょうか。

 

 

最後まで読んで頂き

ありがとうございます。

 

コメント等ありましたらお願いします。

私も学びの途中なので

お互いシェア出来たら幸いです。

 

次回は

軸を感じるトレーニン

をお伝えします。

 

 

あなたが

歩く素晴らしさに目覚めますように!

 

ではまた!